決断の日

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 今日は2人のダンサーの決断の日に遭遇しました。
1人目は、バレエ団の子で今月初めに怪我をして
月末の舞台に出れるか…どうするか?
彼女は、出ないことを決めたのですが
側で話を聞いていて、心が痛くなりました。
怪我をしたことは、とても不幸だし
舞台に出れないのは残念だと思うけど
ダンサー人生長い目で見たときの、1回の舞台。
そして長引いてしまうかもしれない、怪我。
本当に残念だけど、ゆっくり休んで怪我を治して
また、元気に踊って欲しいと思いました。
 2人目は、教え先の高校1年生。
今年2年生になるそうです。
スタジオの先輩や、一緒に頑張ってる子達と
自分を比べてみての、将来への選択。
他にもいろんな事情があったのかも知れないけど…。
悲しくなりました。
でもそれが、現状なんです。
バレエを続けるには、プロになっても大変。
プロになったときのほうが、大変なんじゃないかなと思います。
金銭的なこと、家族の支え、本人のメンタル。
でも彼女は幸いにも、高校生。
これから大学に進学して社会人になるでしょう。
そのなかでバレエで培った強さを忘れないで、
頑張って欲しいと思いました。
 今月いっぱいでバレエ団を辞める人がいます。
人にはそれぞれの理由があって、辞めていく。
自分が今、当たり前にバレエを続けられていることを
幸せに思わなきゃと思いました。
 今日は、なんだか考えさせられる一日でした。

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